天瀧 由晶里様

【寺澤社長を知ったきっかけ】
知り合ったのは、とある経営者向けの勉強会でした。
私は、起業意思もなく、ただ働き続けている、少し場違いな参加者でした。
不思議なことが大好きで、ちょうどその頃、奈良の南部(吉野地方)の秘史にどっぷりはまっていました。
その私の耳に、東京の麻布で、
「。。。大峰で。。」、「吉野が。。」の話をしている言葉が、すぐそばから耳に入ってくるではありませんか。。
「これは、何かのご縁があるに違いない。」と確信して、こちらからにお声をかけさせていただきました。

その後、打ち上げにご一緒して、お話をして、「是非奈良に来てください。」とお誘いいたしましたら、
快く遊びにたびたび来てくださいました。

もともと天邪鬼の私、観光地でない地味な古社などを一緒に巡りました。
寺澤さんは、どんな小さな神社にも心静かに手を合わせておられたのが印象に残っています。

【最初の印象は】
寺澤さんは龍神族だと思います。
勝手ながら、私の寺澤さんのイメージは、南海の大きくゆったり泳ぐ碧色の龍なのです。
暖かな濃青の黒潮に泳ぐ、おおらかで大きな龍のイメージがあります。
なので、奈良に来られた時、龍神ゆかりの古社、丹生川上神社三社巡りをご案内しました。
そこで、三社の宝珠のお守り、「水」、「神」、「力」があり、3つを集められました。
実は、息子さんが3人おられて、3つの言葉それぞれに縁があると仰ってました。
3匹の龍たち、世界に泳ぎだしているようですね。
すてきな奥様もご一緒してくれました。
こちらも私の勝手なイメージですが、奥様は優しい乙姫さまのような方です。
南海の龍が、竜宮の乙姫さまと子供龍を大切に守っているような、そんなイメージがあります。

【一緒している時は、どんな印象を受けますか?】
奈良の御所市にある古社にご案内したことが有ります。
その日は、宮司と一緒に地域の方と、神社の奥宮に登拝して、磐座を拝しました。
下山後、直会があり、宮司自慢の鴨鍋を地域の人と打ち解けて、鍋を一緒につついたのも、覚えています。
また、和歌山の龍神村に来られて、美味しいジビエのレストランにお誘いしました。
共通の友人と龍神村の奥の奥で、一緒にジビエを食べたのも、印象に残っています。
いつも会話を楽しみつつ、美味しそうに食事をされます。
日本酒もワインもお好きなご様子でした。
一緒に食事をすると、楽しくて時間を忘れてしまいます。
なぜか、一緒にいて、緊張しないのです。リラックスできるのが不思議です。

帰りに、手製のペアのマグカップをプレゼントしてくださいました。
その釉薬は、あたたかくて、なめらかな青です。
南海の大きくゆったり泳ぐ龍を思わせる色あいです。
このカップを使うと、寺澤さんの笑顔を思い出します。

【付き合うとどんな人?】
自分の感性に素直なひと。
ある時、人のいない、山中の龍神が鎮まる渓谷に奥様と一緒に行きました。
ここは、本当に水が綺麗で、エメラルドグリーンに透き通る美しい渓流と滝、小さな社があるところです。
寺澤さんは、とても気に入ったくれたようでした。
どうしても水に入りたくなったようで、
「渓流に入りたいから先に帰りかけてて。」
といきなり渓流でひとり泳がれたのを覚えています。
自分の感性に素直で、こだわりのないところが、素敵だなぁと、思いました。

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